つくしんぼ第1回目

どうもどうも!しまっこ隊ブログでは、はじめまして!

うましま在住7年目の エリボーと申します。

11/2土曜日 に しまっこ隊 幼児バージョン 「つくしんぼ」の

記念すべき 第1回目をおこないました。

つくしんぼでは、あっきーと一緒にスタッフを務めさせていただきます。

初回のレポートをさせていただきま〜す!よろしくおねがいします!

兄弟で参加してくれた子と、遠くから来てくれた子、

そして馬島ではいつも一人の我が子、の4人で行いました。

遠くから来てくれたH君は、集合時間よりかなり早く到着してくれて、

ご挨拶をしていると・・・なんだか、ママと離れるのがさみしくなってしまった様子・・・。

でも、渡船場の 猫や、近くに咲いているお花にふれたり、ママの励まし、スタッフあっきーの歩み寄りに

徐々に心を開いていき、「なんだかさみしくなくなった!」と。

それを言えるくらい、短時間で元気になっていく様子には驚きました。

兄弟で来てくれた子は、1年生のN君と4才になったばかりのAくん。A君は初の馬島です。

船に乗る前に「ママと一緒がいい〜〜!」と泣いてしまいました。

お兄ちゃんが手をひいてくれたりするけれど、まったく動きません。

その兄弟のママは潔く、

「ママは用事があるから行けれないよ〜いってらっしゃい」と送り出しました。

そこで私も思い出しました。

娘3才が、初めて幼稚園に登園したとき、先生に言われたことを。

「ママが後ろ髪ひかれてたら、子どもも分かって甘えちゃうから・・・」

「ある程度思い切り泣いたら、子どもは自分で心の整理をするから」

「さみしいんだね って心を受け止めて、また後で会えるからね と伝えると安心するんです」と。

おお!今、受け止める側として、実行すべきときだ。

ママの姿が見えなくなって、目線を合わせて、その子の”いま”の気持ちに沿う。

それから、楽しい・安心することに心をシフトしていけるような声かけをする・・・。

でも、まだ自力では船の中に入れなくて、出航時間もあったので

あっきーが抱っこしていい?と聞くと コクリ。 おお!ちょっと心が開いた!?

みんな並んで座ると、はじめに泣いてたH君が

「帰ったらすぐママに会えるよ」と言って

なぐさめる側にまわっていて ほほえましかったです。

船が馬島について、N君とH君は、早く進みたくてたまらない様子。

A君は、泣き止んでいるけど、まだまだ本調子ではない様子。

そこで あっきーとA君はしばらく、海面の魚をみてから進むことに。

わたしと元気ボーイ達と娘は、お先に進むことにしました。

進むといっても、スタスタ進むわけではなく。

ほんの10メートルくらいの間にたくさん発見をする、N君とH君と娘。

穴や、タネや、石など。大人にとってはただの道なのに、こどもの目線はやはり面白い。

希望の像の辺りについたとき、弟の様子が気になったお兄ちゃんのN君。

N君「魚でもみてるのかな?」

H君「いってみよ〜!」

といって、走って、あっという間に船着場まで戻っていきました。

その頃には、すっかり、A君の調子がでてきていて

大きめの魚をみれた と教えてくれました。

いいな!足並み揃って出発だ!わたしはこの瞬間が結構うれしくてたまりませんでした。

大人が、「あの子のところにもどってみんなで一緒に行こうよ!」というのは簡単だと思います。

でも、そうじゃなくて、兄弟の絆がそういうふうにして、

さらに周りの子も純粋な気持ちで、軽やかに動ける、それがとても心地よかったです。

11/2のスタッフプランは、さつまいも掘り。

畑に向かう途中、 ホトケノザの花の蜜を吸ったり、

ムベ、ちちんぼ、野葡萄を食べながら行きました。

畑についたのは11時半頃でしたが、それらを食べていたので

空腹になりすぎず、さつまいも掘りができました。

虫が出ても誰も慌てず、のけものにせず。

土を触ることにも抵抗がない子どもたちばかりで嬉しかったです。

普段から「地球の子」として生きてるんだなぁ。と。

もうこの頃には、はじける笑顔をみせてくれていたA君。

N君や、H君がパワーを活かしてどんどん掘っていきました。

おおきなおいもが沢山掘れました。

さつまいも掘りが終わったら、

おなかがグ〜。 海辺で座って食べることに。

クラゲがふらふら浮いているのを見ながら

横一列に並んで、おしゃべりしながら、食べるお昼ご飯は美味しかったです。

そのあとは、馬島の最高峰の山に登ることに。

大人の足で片道20分くらいのちいさな山です。

上がる途中で、きのこを見つけたり、それぞれいい棒きれを見つけて杖にしたり、

竹の高さに驚嘆したり。ちいさな楽しみが見つけられる感性って、ほんとにいいなと思います。

いいペースで、山頂へ。

そこで私はふと、思い出しました。

遠足で来た小学3年生の子が何人も、「山に登って疲れた」と言ってたけれど

A君は4才で、うちの子は3才・・・この子達、体力あるな!と。

もちろん、5才のH君も、1年生のN君も、まったく疲れた様子はありません。

きっと普段から、体を動かしているんだね!と嬉しくなりました。

山から降りたら、結構いい時間。

電車ごっこをしながらノリノリで渡船場に戻り、ふりかえりの時間。

つくしんぼ では、ふりかえりの時間に、

絵を描いてもらうことにしました。

時間がなくて地べたで書くことになりました。次回はバインダーを用意しようと思います。

拾った竹でつくったタイコをかいた子

つわぶきとカズラの冠と虹をかいた子

丸をいっぱい描いてくれた子

線路とさつまいもをかいた子

このお絵かきは、まとめて、活動の写真なども添えて

最後にお渡しできたらと思っています。

さて、あっという間に帰る時間。わたし自身、思い切り楽しんでしまいました。

やはり、子どもたちって面白くで大好きだ〜。

娘も、いつものフィールドで倍以上の楽しさを感じれたのではないかと思います。

帰りの船の中で、楽しかった人〜?

ときくと、

元気な声で「は〜〜〜い!!!」

と返ってきて、とても嬉しかったです。

さてさて、「つくしんぼ」ですが、次回より、月ごとの予約でなくてもいいことになりました!

期間中に2回の参加があれば、どの日にお申し込みいただくのもOKだそうです。


日にちは 11月16日(土曜) 12月7日(土曜)12月21日(土曜)

1月11日土曜、1月25日(土曜)2月8日(土曜)2月22日(土曜)

3月14日(土曜)28日(土曜)です。

2回で6600円(税込・渡船代込)です。

年長さん以外もOKになりました。

空き状況など、くわしくは、

shimakkotai@gmail.com 

にお問い合わせくださいませ。

長文にお付き合いいただきありがとうございました〜!

エリボー